原発性手掌多汗症は、手のひらが異常に多汗症の状態になる疾患です。この症状は他の身体の部位には影響を及ぼさず、特に手のひらで顕著に現れます。 原発性手掌多汗症は、神経系の異常によって引き起こされると考えられています。交感神経系が過剰に刺激され、汗腺の活動が亢進するため、手のひらから異常な量の汗が分泌される状態が持続します。さらに、ストレスや感情の変動が症状を悪化させることもあります。 2023年6月から保険適用のお薬も処方が可能となりました。 手汗で悩んでいる方は、ご相談ください。
当院ではアポハイドローションを処方いたします。保険診療に対応した手掌多汗症の外用剤として日本で初めて認可された製品です。有効成分のオキシブチニン塩酸塩がエクリン汗腺に発現する受容体と結合することで発汗を抑える仕組みとなっています。
用法・用量：1日1回寝る前に両手に対して5プッシュして両方の手のひらにまんべんなく塗ります。
※乾くまでは布団などには接触しないようにして下さい。
※起床後までは手を洗わないようにして下さい。
関連サイト：久光製薬みんなの手の汗サイト
