中原区武蔵小杉駅で赤ら顔・酒さの治療ならご相談ください。

赤ら顔・酒さ

酒さ:主として中高年の顔面に生じる原因不明の慢性炎症性疾患です。
鼻部・鼻周囲・頬部・眉間・あごの顔面の中央部に紅斑や不規則な毛細血管拡張、ざ瘡様の丘疹(ブツブツ)や膿疱を伴います。   鼻部は症状が長引くと悪化して、鼻瘤(鼻が赤く腫れて、皮膚の表面が硬くボコボコして盛り上がっている状態)をきたすことがあります。 悪化因子として紫外線・刺激性食物(アルコール、香辛料など)摂取・ストレス・急激な温度変化などが知られています。

酒さの分類

紅斑毛細血管拡張型酒さ(第1度酒さ、紅斑性酒さ)

一過性の紅斑が出現し、持続性の毛細血管拡張と脂漏を伴い、ほてり感が主体となります。

丘疹膿疱型酒さ(第2度酒さ、酒さ性ざ瘡)

ざ瘡に類似する丘疹(ブツブツ)に膿疱と脂漏が伴ってきます。

瘤腫型酒さ(第3度酒さ)

丘疹が密集集合して腫瘤状を形成する。特に鼻は毛孔が拡大して鼻瘤となります。

眼型酒さ(眼合併症)

眼瞼・眼球結膜の充血や炎症を伴ってきます。

酒さ様皮膚炎

ステロイドの外用・内服療法やタクロリムス軟膏(カルシニューリン阻害外用薬)などの長期使用により酒さに臨床的に類似した症状が誘発された皮膚炎です。顔面の紅斑、特に頬部や口囲を中心として顔面の皮膚が赤くなり、丘疹(ブツブツ)や膿疱を生じます。ステロイドによって誘発された酒さ様皮膚炎を「ステロイド酒さ」、口囲に限局する場合に「口囲皮膚炎」を称し、基本的には酒さ様皮膚炎と同義と考えられています。

赤ら顔・酒さ治療

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